|
|

またまた、犬のためのユニークな商品が日本に入ってきた。1本のロープでハーネスとリードを作るという、まさにロープワークの妙。アメリカ・サンタフェの馬具製作会社が手がける犬のためのハーネス・リードだ。商品名は「ROPE-N-GO」(ロープ&ゴー)。
金具は一切使わず、ロープの「結び」だけで、ハーネスとリードが一体となっている。シンプルで使い易く、着脱が簡単。おまけに超小型犬から大型犬まで、どんなサイズにもジャストフィットする。いや、犬だけでなくカメやニワトリ、カエルなどにも使えるというから、おもしろい。こんな、ハーネス・リードが1本あるとかなり重宝する。

XSサイズを着けるマルチーズのキタロー君。体重4kgのミニチュアサイズのキタロー君でも、XSサイズの重量はわずか40gだから負担にならず自由に動ける。 |
|
Dog Magazine NEWS
待望のROPE-N-GOに、パピーやチワワなど超小型犬用のXSサイズが新登場!
ROPE-N-GOに、パピー(子犬)や、チワワなどの超小型犬を対象にした“XSサイズ”が登場。2008年3月より発売を開始した。
新たにXSサイズが加わったことで、従来のXS/Sサイズは、Sサイズへと表示が変更され、新しいサイズ表示は、XS、S、M/Lの3サイズになる。
XSサイズはロープ直径も小さくなり、Sサイズ(旧XS)の3分の2の約5mm、重量は半分の約40gでパピーにも負担なく使える。 |


馬のロープ端綱が
ROPE-N-GOの出発点
|
|
馬具で、頭絡(Bridle)といえば、馬をコントロールするため、頭・顔に装着する革ベルトなどで作ったものをいう。口にハミを噛ませて手綱でコントロールする。端綱(Haiker)は頭絡のハミの無いもので、引き馬などに使用するもの。端綱(Haiker)には、金具を使わずにロープだけで編んだものが多くある。そのロープ端綱から思いついたというのが、ROPE-N-GOだ。
金具を全く使わずに、マリン用ロープを使ってロープワークのみで作っているから壊れる部分がなく、軽くて丈夫だから、安心して使える。水に強いというのも特筆すべき長所だ。
マリン用ロープは、ナイロン製で柔らかく、耐久性も良い。
|
|
|
|
総重量は100g以下、非常に軽い
ROPE-N-GOの小さなサイズSの場合、総重量は約90g。非常に軽いので、これなら小さな犬にも負担がかからない。
ちなみに、大きいサイズM/Lの総重量は、約110g。
また、毛を擦ったり、巻き込むこともないので、ロングコートの犬も毛を傷めることなく使える。
気管を圧迫することがないので安全
ROPE-N-GOは、首ではなく犬の前脚に着けるので、犬が強く引いても喉や気管を圧迫することがないので安全にコントロールすることができるというのも利点だ。
また、逆に犬を前に歩かせるためにROPE-N-GOを犬の前方に引いた場合、圧力は首ではなく、前脚の後部に加えられる。これは、犬にとっては苦痛ではなく、犬が急に立ち止まって動かなくなった場合にも、飼い主は楽にコントロールできる。もちろん、犬にとっても快適なはず。 |
|

ROPE-N-GOのSサイズは、総重量約90gで非常に軽い。 |
|
|
|
|
|
|

|
サイズは、XS(胸囲・〜約38cm)、S(胸囲・約25cm〜56cm)とM/L(胸囲・約56cm〜91cm)の3種類。ROPE-N-GOがユニークな点は、この3つのサイズで、パピー、チワワなどの超小型犬から大型犬まで、どんな大きさの犬にもジャストフィットするというところにある。
金具で調整するのではなく、結び目で調節するので、サイズが自在に設定できるのだ。実にシンプルで使い易いハーネス・リードだ。
サイズ(胸囲)は、前脚のすぐ後から胴の円周を測る。
|
|
|
|
|
DATA
XS:胸囲=〜約38cm 重量= 約40g ロープ直径=約5mm
S:胸囲=約25cm〜56cm 重量= 約90g ロープ直径=約8mm
M/L:胸囲=約56cm〜91cm 重量=約110g ロープ直径=約8mm |
|
|
|
|
|
色は、ブラツク (Black)、レツド (Red)、ピンク (Pink)、ロイヤル・ブルー (Royal Blue)、イエロー (Yellow)、アイス・ブルー (Ice Blue)、ライム・グリーン (Lime Green)、オレンジ (Orange)、ホツト・ピンク (Hot Pink)の9色。 XSサイズは6色。
|
|
| 着脱は簡単! |
|
| ROPE-N-GOの着脱は、T-シャツを着るのと同じぐらい簡単だ。首を通す部分(輪)と前脚を通す部分(輪)を重ねて持って、そのまま犬の首に通し、前脚を輪の外に出せばそれで装着できる。後は、リード部分を引っ張って、適度に締めるだけだ。 |
|
| Step 1 |
|
Step 2 |
|
Step 3 |
 |
|
 |
|
 |
| ハーネスを首に通す前に、首を通す輪を大きくしておく。大きさは黒いスリーブをスライドして調節する |
|
ハーネスを首に通す |
|
前脚を持ち上げて、ハーネスに通す |
|
|
|
|
|
| Step 4 |
|
Step 5 |
|
取り外し方 |
 |
|
 |
|
 |
| 上にある大きな結び目を持って、リード部分の2本のロープを引く |
|
サイズが大きい場合や小さい場合は、大きな結び目の下にある小さな結び目を緩めて位置を動かし、調整する |
|
ハーネスを緩めて、大きく広げ、そのまま首から抜く |
|
|
|
|
|

|
|
|
ROPE-N-GOを開発したのは、アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェのRebecca Morgan、Cybele Geidemanさん親娘。2頭の愛犬ジャックラッセルテリアのヘンゼルとバークリーの毎日の散歩がきっかけという。いわゆる普通の首輪とリードで散歩をしていて、首輪がヘンゼルとバークリーの気管を圧迫し、喘ぐ様子を見るにつけ、楽しく散歩をするためには気管を圧迫させないものが必要だと感じたからだ。
そのために、ハーネスが良いのはわかっていたが、ペットショップでハーネスを購入したくなかったそうだ。Rebecca Morgan、Cybele Geidemanさん親娘には、馬具製作会社(u-braid-it Braiding Supply Co.)があり、ロープ端綱(Haiker)を編む技術を持っているからというのがその理由だ。
一般に広く売られている馬のロープ端綱が金具なしで作られていて、安全で、有効にコントロールできるのに、なぜ、犬のハーネスがロープで出来ないのかというのが出発点になった。
|
|

ROPE-N-GOを開発したアメリカ・サンタフェの
Rebecca Morgan、Cybele Geidemanさん親娘 |
|
無数のプロトタイプを作り、そして1年の製品試験の結果、完成したのが、扱いにくいバックルやファスナを使わずに、簡単で、軽量、そして快適で、完全に調整可能なドッグ・ハーネスのROPE-N-GOだ。
このハーネスで愛犬のヘンゼルとバークリーとの散歩が楽しく、快適なものになったのはいうまでもない。
友人のすすめで特許も出願し、取得したとのことだ。
ところが、このROPE-N-GOの発明は、犬だけにとどまることはなかった。いろんな動物に着けることを試み、猫はもちろん、子豚、ヤギ、羊、ウサギ、ワニにまで着けることができたというから愉快だ。
 |
|
ニワトリだって
ROPE-N-GOを着ける |
|
■取扱SHOP(オンラインショップ):犬と楽しい散歩--DOG WALK |
【記事後記】
|
|
|
|
Dog Magazine編集スタッフのモモちゃん(ボクサー・女の子)もさっそくROPE-N-GOを1本常備。
水遊びでも使えないかと、湖で試してみたら、これがなかなかGOOD!
子どもたちと一緒に水泳場で泳ぐというと、どうしてもノーリードというわけにはいかず、リードは必需品。ところが、普通のリードだと沈んでしまって、足にからまったりして危険がいっぱい。ところが、ROPE-N-GOは水に浮く。だから、足にからまる心配もほとんどない。また、首を締めることもないので、リードで動きをコントロールできるのもいい。
それに、もしかしたら、ROPE-N-GOで泳ぎのトレーニングができるかも。ROPE-N-GOで体を保持して、浮かしてやるようにすれば、泳げないワンちゃんも泳げるように…。
|
|
 |
|
モモちゃんが着けているのは
ROPE-N-GO M/Lサイズのピンク
このまま泳ぐと、リード部分のロープが浮くので、足にからむ心配がほとんどない |
|
犬との暮らしをより楽しく…Dog Magazineのトップページへ
|