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穀物は一切使わず、消化吸収の良いたんぱく質である魚(サケ・タラ・ニシン)を、原材料の55%以上使用したドッグフードがある。イギリスのFish4Dogs(フィッシュ 4 ドッグ)というブランドで、アレルギーに配慮され、さらにその嗜好性の高さが評判のドッグフードだ。
それは、ある夫妻の愛犬の食物アレルギー、皮膚トラブルへの悩みから生まれたドッグフード
Fish4Dogs(フィッシュ 4 ドッグ)は、ロバート・エンジェルとジル・エンジェル夫妻がイギリスで設立したもの。彼らはグレートデンの愛好家で15年以上ドッグショーに参加するほどの愛犬家だ。そんな彼らが気付いたことは、自分達だけでなく、多くのショーブリーダー達が食物アレルギーや皮膚トラブルに悩んでいるという現実。
「多くのペットフードの主原料は小麦やとうもろこしだ。なぜ、肉食動物が穀物中心の食事を強いられているのか?」
そんな疑問から生まれたのが、フィッシュ4ドッグ コンプリート(完全食)ペットフードだ。
フィッシュ4ドッグは、獣医師、皮膚アレルギーを持つドッグショー仲間の協力により、4年の歳月をかけてようやく完成。ヨーロッパはウェットフードの人気が高く、ドライフードの嗜好性に対するイメージは良くない。しかし、フィッシュ4ドッグの皮膚アレルギーに対する効果はもちろん、その嗜好性の高さにみんなが驚いたという。

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原材料の成分を公開するのは当然のことだが、Fish4Dogs(フィッシュ4ドッグ)は全ての原材料の比率を公開している。
ペットフードメーカーは使用している原材料は公開しているが、その比率までは公開していないのが一般的。この原材料の比率を公開するということだけをとらえてみても信頼できるメーカーであることがわかる。
例えば、フィッシュ4ドッグ コンプリートフード(サーモン)の原材料と比率は下表の通りだ。こういった原材料とその比率を明記し、公開しているドッグフードはまず見かけることはないだろう。これこそが、犬の健康を考えたドッグフードの在り方を示すもので、メーカーの良心といえるのではないだろうか。
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フィッシュ4ドッグ コンプリートフード(サーモン)
原材料と比率 (中国産は未使用) |
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犬本来の食事は肉食性。腸が短く穀物の消化には適していない。
犬の祖先である狼と現在の家庭犬は全く同じ消化器を持っている。犬の消化器官は短く、肉をベースにした高たんぱくの食事に適応し、たんぱく質を効率よくエネルギー源として使用するように出来ている。
犬は穀類を食べるように体はできておらず、穀類などの炭水化物は肉食動物の犬にとって消化が困難だ。犬は植物や穀物をベースにした食事をすることはできても、早期に栄養バランスを崩してしまうことがあるといわれ、最近では獣医師などの専門家は、犬の健康問題の主要な原因は穀類と炭水化物にあると提唱している。
これまで、ペットフードの消化率はあまり問題にされなかったように思う。実は、小麦やトウモロコシなどの穀物主体のドッグフードの消化率は良くない。そうした穀物を主原料にした市販のドッグフードに関連した問題は、獣医の現場でよく見受けられ、慢性的な消化に関する問題、嘔吐や下痢、炎症性腸疾病は、最も頻繁に見られるものだ。下痢や嘔吐という通常みなされる一般的な問題は食物アレルギーといわれ、食物アレルギーや過敏症は今や日常の病気といえる。
今もなお、多くの市販ペットフードは貧弱なたんぱく質消化率を持っている原料で作られている。70%未満の消化率を持つたんぱく質を含んでいるフードは犬の下痢の原因となる。植物性たんぱく質の消化率は低く、小麦の消化率は64%、トウモロコシは54%程度でしかなく、ともに70%未満の消化率だ。
穀物の粒は一般的な市販ペットフードの主要な成分だ。多くの人たちは1つのペットフードを選択し、長期間にわたり犬にそれを与える。したがって、それらの犬たちはわずかな種類の炭水化物の食物を食べることになる。一般的な市販ペットフードの原材料の65%以上が穀類といわれている。
現在の犬の食事は彼らの祖先が食べていた多くの種類を備えたたんぱく質の食事とはかけ離れたものになっている。
犬は動物性たんぱく質の摂取に適した体になっており、たんぱく質の品質が高いほど消化率が高いことが分かっている。犬は健康を維持するためにアミノ酸を必要とし、アミノ酸は特に動物性たんぱく質に含まれている。穀物を使わないで、良質な動物性たんぱく質を多く配合されているフードこそが、肉食性の犬本来の食事といえる。
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■Fish4Dogs(フィッシュ4ドッグ)の購入・問い合わせは:Apple Dog
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【記事後記】
読者の皆様、現在、愛犬に与えておられるフードの袋に表示されている原材料を見てみてください。
原材料は例えば、トウモロコシ、鶏肉粉、大豆、大麦、……というように並んでいます。配合比率の多いものから順に記載することになっていますから、トウモロコシ、鶏肉粉、大豆、大麦、…… とあれば、一般的な通念として1番目と2番目はそんなに差はないだろうと勝手に解釈してしまいがちで、たとえばトウモロコシが30%ぐらいで、鶏肉粉が25%程度か、なんて想像してしまいますが、どうやらそうでもないらしく、1番目と2番目の原材料比が大きく違うこともあるようです。例えば、トウモロコシが40%、鶏肉粉が10%でも、またはトウモロコシが50%、鶏肉粉が5%でも1番目と2番目に間違いはありません。この原材料の表示については、配合比率の多いものから順に記載していること自体が、そもそも錯覚の元といえるかもしれません。きちんと配合割合を表示してもいいようなものですが…。
(瑞木 こころ)
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