ジャーマンシェパードが小さな子猫とかくれんぼで遊ぶ姿を見て、動物愛好家の心は和らいだが、そのやりとりの背後にある悲しい物語は、それを特に感動的なものにしている。
TikTokユーザーのアンナ・レベッカさん（@Anna_rebecca_s）は5月17日にサイトにアクセスし、シェパードのデクスターがソファの隙間に鼻を突っ込んで子猫が消えたところを撮影した動画をシェアした。
すると、クッションの後ろの別の隙間から子猫の白い顔が飛び出してきたが、デクスターが気づくとすぐにまたソファの中に消えた。デクスターがクッションの後ろに鼻と足を突っ込むと、子猫のプラムは再び姿を消し、別のクッションの後ろから前足を伸ばして飛び出してきた。
彼女がこのビデオを撮影したのは2年前、マルベーリャで複数の動物を救助し、育てている家族のもとに滞在していたときだった。最近、ジャーマンシェパードのデクスターが癌で亡くなったのは残念なことだ。
「携帯が私にこの動画を提案してくれて、笑顔になりました。だから投稿することにしました。私のコンテンツには合わないけれど、これがデクシーを思い出す私なりの方法でした」と彼女は語った。
彼女はこう語った。「このビデオは、犬と猫が遊んでいるところを初めて見たものです。犬と猫は宿敵だという一般的な考えに反するビデオなので、気に入っています。」
古い固定観念にもかかわらず、動物愛護協会（AHS）はオンライン出版物で、多くの犬と猫は平和に共存でき、時には友達になることさえあると書いている。
動物同士を会わせる際には忍耐強く接し、神経質になったり攻撃的になったりしないよう注意深く見守るよう呼びかけているが、どれだけうまく会わせたとしても、猫と犬が仲良くやっていけるかどうかはそれぞれの性格による、と指摘している。
動画に映っている子猫のプラムは現在3歳で、デクスターと「追いかけたり、かくれんぼをしたりしてよく一緒に遊んでいた」とアンナ・レベッカさんは話した。
プラムとデクスター、そして家にいる他の動物たちは、現在犬8匹と猫2匹を飼っているマルベーリャの家族によって保護された。
「プラムは子猫の時に引き取られたので、犬たちと会うのがずっと楽でした」と彼女は言い、犬たちは「注意深く、すべてを監督していました」が、犬たちは「すぐに彼女を自分たちの仲間として受け入れました」と付け加えた。
アンナ・レベッカさんは、この動画がネット上で広まるとは「思っていなかった」と語り、デクスター君の死は悲痛なものだが、この動画を見た人の多さに「感動」し、この動画が人々を笑わせてくれたらと思うと語った。
確かに、この動画はTikTok上で大きな反響を呼び、ユーザーらはこぞってこのかわいい動画にコメントを寄せた。あるユーザーは「かくれんぼは猫が勝った」と書いた。
「素晴らしい」と別の人が言い、さらに別の人は「モグラ叩きみたいだ！」とコメントした。
「最後の足蹴りはワイルドだ」と4人目のユーザーはコメント。別のユーザーは「猫はかくれんぼが得意だ」とコメントした。
