モトリー・クルーのドラマー、トミー・リーの妻が、飼い犬がコヨーテに掴まれた恐ろしい瞬間を語った。
ブリタニー・ファーラン・リーさんは、リングドアホンで撮影した映像を公開し、ペットの飼い主たちに「安全を確保してください」と呼び掛けた。
彼女のインスタグラムアカウント@brittanyfurlanにシェアされた動画には、裏庭のプールサイドにいた犬のニーナが、コヨーテに遭遇して銃で掴まれたときの様子が映っていた。
ファーラン・リーさんは、犬をくわえたまま壁を飛び越えようとしたコヨーテを追って、恐怖の叫び声を上げているのが聞こえたという。
ファーラン・リーさんはなんとか野生動物からニーナを掴み返し、その後、何が起こったのか見に出てきたミュージシャンのリーさんをドアベルが捉え、泣きながらファーラン・リーさんが「コヨーテがニーナを掴んだ」と語った。
彼女は動画にキャプションを付け、「犬たちをおしっこをさせるために外に出し、犬たちを眺めていたところ、白昼堂々コヨーテがやって来てニーナを捕まえた」と付け加えた。
コメディアンでコンテンツクリエーターでもあるこのコメディアンは、飼い主たちに「犬には十分気をつけてください。私はここに4年間住んでいますが、コヨーテを1匹も見たことがありませんでしたが、今日こんなことが起こりました。彼らは必死です。」と呼び掛けた。
ファーラン・リーさんは「壁を登って」ニーナの口からニーナを掴んだことを明かし、ニーナが「ニーナと一緒に壁を越えられなかったので少し太っていた」と感謝の気持ちを伝えた。
彼女はまた、もう一匹のペットであるティーニーに対する恐怖を共有し、コヨーテが彼女をターゲットにしていたら「彼女はいなくなっていただろう」と語った。
ファーラン・リーさんは、コヨーテの襲撃は午後1時に起きたと述べ、「コヨーテはますます厚かましくなり、お腹を空かしている。安全にしてください。もう犬たちを外に出すつもりもありません」と付け加えた。
最後に彼女は犬の飼い主に対し「赤ちゃんをしっかりと抱きしめて」と訴えた。
インスタグラムユーザーはこの動画を見て恐怖を覚え、ある者はファーラン・リーの「叫び声で泣いた」と書き込んだ。
「ああ、みんな無事でよかった、特にニーナ」と別の女性が言い、さらに別の女性は「母親の本能がすぐに発動した」とファーラン・リーを称賛した。
別の人は「ああ、私ならトラウマになるだろう。そんなに早く出てくれて本当によかった!」と書いた。
夫妻が犬と暮らすカリフォルニア州では、ここ数カ月コヨーテによる襲撃事件が急増し、住民らが懸念の声を上げている。
マービスタの住民の一人は地元ニュースチャンネルKTLAに対し、裏庭で飼っている年老いた犬にコヨーテが近づいたが、若い犬に追い払われたと語った。別の動画には、男性とその犬が散歩中にコヨーテに付きまとわれる様子が映されていた。
カリフォルニア州魚類野生生物局によると、カリフォルニアには25万~75万頭のコヨーテが生息している。
38歳のファーラン・リーは、2019年にヘヴィメタル・ミュージシャンのリー(61歳)と結婚した。彼は以前、俳優のパメラ・アンダーソン、ヘザー・ロックリア、モデルのエレイン・スターチャックと結婚していた。