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有馬温泉 特集



温泉街を流れる有馬川。この川をはさんで太閤橋とねね橋がかかる。
神戸市街から六甲山を越えた山間の緑豊かなロケーション。宿泊はもちろん、日帰りでも温泉情緒が楽しめるうれしい温泉地。旅館によっては、昼食と温泉のセットや温泉だけを楽しめるコースなんかもあったりして、のんびり気分が味わえる。
遠方だから日帰りなんて無理という場合なら、こんなのはいかが。大阪・神戸で「犬と泊れる宿」をとって、有馬温泉を楽しむという方法。




 日本書紀にも名前が出てくるほど、最古の歴史を持つのが有馬温泉。その始まりは、遠く神代の時代、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が山峡有馬の里に静かにたちのぼる湯煙りを発見したことからと伝えられ、日本書紀には、今から1300年ほど前に舒名天皇や孝徳天皇が参拝されたと書き記されている。
もっとも有馬の湯が広く知られるようになったのは、奈良時代に温泉の医療効果を認めた僧行基(ぎょうき)が温泉寺や菩提寺を建立し、それを受けて鎌倉時代に僧仁西が温泉を再掘、薬師如来の十二神将をかたどって12の宿坊を開いたのがきっかけ。そしてさらに、繁栄をもたらしたのが豊臣秀吉。千利休をひきつれて、たびたび有馬の地を訪れ、茶会を開いたという。その茶会に端を発し、現在も豊太閤を偲び、毎年秋には有馬大茶会が行われている。
ここ有馬には、秀吉ゆかりのお寺がある。太閤御殿とも、正室北の政所・ねねの別邸跡とも伝えられる念仏寺。庭園には樹齢250年といわれる珍しい沙羅双樹の大樹があり、「沙羅樹園」とも呼ばれ、見ごろは6月下旬頃。
金の湯の外構にある「太閤の飲泉場」。



天神社境内にある天神源泉。有馬の代表的な金泉の泉源。
有馬の湯は、金泉、銀泉、炭酸泉と呼ばれ、それぞれに効用が異なっているため、「有馬の湯は万病に効く」といわれ、泉源もいくつかあり、なかでも一番の見どころは、金泉の湧き出る泉源、天満宮の境内からたえまなく湯煙りを噴き上げる天神泉源。温泉地ならではの情緒が漂う。
 その他にも、盛装した女性が立つと嫉妬するという妬(うわなり)泉源や御所泉源、極楽泉源、有明泉源などがあり、泉源を巡り歩くのも楽しいかも。




 日帰りでも、のんびりと湯の町情緒が味わえるのが有馬のいいところ。なかでも、宿泊せずに、気軽に湯につかることができるのが「金の湯」。古来から由緒ある元湯として歴史を刻んできた名湯だ。もうひとつは、「銀の湯」。有馬温泉で銀泉(無色透明な湯)と呼ばれる炭酸泉・ラジウム泉を利用した外湯。鐘楼をイメージした外観の大浴場など、神社やお寺が集まる寺町界隈の雰囲気に合わせた和風のたたずまい。
 温泉につかった後は、山の涼しい風にあたりながら、のんびりと湯の町を散策。古い家並みがつづく通りを歩いていると、温泉街の情緒が漂う。通りには手づくりの煎餅屋さんや佃煮屋さん、筆を書くようにして持つと、その菅の上からかわいい人形がとび出してくる人形筆の製造元や、千利休の好みによりつくられたといわれる有馬籠・竹細工の老舗などもあって、ぶらぶらと「見てるだけ〜」でも、けっこう楽しいもの。それに昔はどこの家にでも一つや二つはころがっていた、あの、昔ながらの炭酸せんべいの缶のそのままの姿が、店頭に並んでいるお店がある。この缶を見てるだけで、妙に懐かしい気分にひたってしまう。
 散策ついでに外観だけでも見てみたいと立ち寄ったのが、有馬随一の老舗旅館といわれる「陶泉・御所坊」。谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」のなかにも「紅葉を見て温泉に入って…」と、この御所坊の浴場からの眺めを描写したくだりもあるくらい有馬きっての由緒ある旅館。一度は泊まってみたいものですねぇ。
 タオルをまっ茶にしながら金泉につかって、湯の町散策。温泉寺や極楽寺、湯泉神社、天神泉源、古い町並みの通り…、をぶらり歩き。有馬はのんびりと温泉情緒を満喫するのには、
最高の温泉地かも知れない。

有馬の名物湯、金泉が楽しめる外湯「金の湯」
「金の湯」の横にある足湯(無料)

■観光・宿泊の問い合わせ/有馬温泉観光協会


※この記事は200411月に作成したものです。
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