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犬のしつけ教室に通って覚えたテクニック

犬の困った行動をシェーピングで解決

わがDog Magazineのスタッフが、モモちゃんといっしょにしつけ教室に通うこと約半年。教室に通ってわかったこと。それはわんちゃんの問題よりも飼い主に問題が多いっていうこと。すべて飼い主のやり方ひとつにかかっている。やり方がわかれば話は簡単。そこで、教室で覚えたテクニックをこそっとお教えします。

褒美を与えるタイミングがしつけの成否を分けることは、前回でご紹介しましたが、今号では、犬を褒めるタイミングで複雑な指示を実行させるシェーピングという技法をご紹介します。イルカの調教やサーカスの動物に芸を教えるとき、また多くのドッグスポーツで用いられる技法です。知らないうちに、既に、このシェーピングという技法を使っていらっしゃるかも知れませんが、どういうテクニックかを知っていると、さらに上手くトレーニングすることができます。

シェーピングとは

シェーピングと呼ばれる方法は、単純な行為から始まり、より複雑な行動をさせるようにすることです。例えば、フライングディスクの名手である犬たちが、飼い主によって数十メートルも先に投げられたディスクを空中ジャンプしてくわえ、さらにそれを飼い主の元まで勢い良く走って持って帰ってくる。気持ちの良いほどのコンビネーションで進められる動きに驚かずにはいられませんが、どんな名犬も最初から上手くできたわけではないはずです。
このフライングディスクの動きを大きく単純化してみましょう。「飼い主が投げたディスクを追いかけて跳び上がってくわえる」→「飼い主の元に持ってくる」になります。

単純な行為から始まり、より複雑な行動をさせるようにするのがシェーピングという技法。ジャンプした後、そのまま走らせずに、一旦座って、その後伏せて待てをさせるという一連の動作を行うことも可能に!
シェーピング技法はどんな場面でも応用がきく便利なテクニック。
これをさらに単純化すると、「くわえ」→「持って来い」になるわけです。ですから、フライングディスクを教える場合は、「くわえる」と「持って来い」または「来い」が単純な行為になります。そこにフライングディスクの要素が加わることになります。
「犬が口にくわえるまでディスクを動かす」。「1mほど投げて犬に空中でくわえさせる」→「持って来い」。「投げる距離を2mにのばして犬に空中でくわえさせる」→「持って来い」。「投げる距離を3mにのばして犬に空中でくわえさせる」→「持って来い」。「犬の様子をみながらさらに距離をのばしていく」→「持って来い」という順序になります。

つまり単純な行為からさらに難しい行為へと段階を踏んでいくことです。最初の間は、毎回必ずおやつなどの褒美を与えます。犬が全体の行動を間違いなくできるようになってから、おやつを与えるのはときどきにし「よしよし」や「いい子」などの声や身振りで褒美を与えるようにします。こうした一連のトレーニングがシェーピング技法と呼ばれるものです。

困った行動もシェーピングで解決できる

例えば、玄関のチャイムが鳴ると吠える犬もシェーピングによって、その困った行動を無くすことができます。これがシェーピング技法の真骨頂かもしれません。
犬の行動をシェーピングする基本は、好ましくない行動は無視し、好ましい行動には褒美を与えることです。
玄関のチャイムが鳴ると吠える犬を、吠えないで静かにしている犬にする場合のシェーピングはこんな風になります。

玄関のチャイムが鳴ると、それまで横になっていた姿勢から立ち上がって吠えると仮定します。
STEP1 横になっていた姿勢から立ち上がり、吠えると、犬を完全に無視します。つまり全く犬を見ない、触らない、叫んで叱らないようにします。犬が吠えるのをやめたら、褒美を与えます。この場合は、立っていてもかまいません。まずは吠えるのをやめたことを褒めます。
STEP2 横になっていた姿勢から立ち上がるが吠えない。逆に言えば、吠えないが、横になっていた姿勢から立ち上がると犬を完全に無視します。立った姿勢から横になったら、褒美を与えます。
または、立ち上がらないが、吠える場合も同様です。吠えると、犬を完全に無視します。犬が吠えるのをやめたら、褒美を与えます。
STEP3 立ち上がらず、吠えないでいたら褒美を与えます。

犬の行動をシェーピングするためには、できるだけ単純な行為に細分化することです。問題となる犬の行動を、できるだけ単純な行為に細分化し、無視するとき、褒美を与える段階を決め、実行します。犬の行動をメモしてから、きちんと計画を立てて実行することが成功のポイントです。

玄関のチャイムが鳴ると吠えるので困っているという実際のケースでは、様々な場面が考えられますので、それぞれに応じて、単純な行為にできるだけ細分化する方が犬も理解しやすく、しつけも単純になり、より容易に矯正できます。お客さんが来たら吠える・飛びつくなど、その他の困った行動についても同じです。


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