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犬のしつけ教室に通って覚えたテクニック

わがDog Magazineのスタッフが、モモちゃんといっしょにしつけ教室に通うこと約半年。教室に通ってわかったこと。それはわんちゃんの問題よりも飼い主に問題が多いっていうこと。すべて飼い主のやり方ひとつにかかっている。やり方がわかれば話は簡単だ。そこで、教室で覚えたテクニックをご紹介。

スワレの指示で、しっかりとアイコンタクトをしながら
指示に従うモモちゃん。スタッフの手にあるのは松ぼっ
くり。これはモモちゃんにとってはおもちゃといっしょ。
ただし、松ぼっくりは注意が必要。誤って飲み込むと、
腸閉塞になることも。


スワッテマテの指示で、ベンチでじっと待つモモちゃん。
スタッフは5mほど離れている。

すわれ、すわって待ては一連の動作
これは
そんなに難しくない


しつけの基本はご褒美。おもちゃでもおやつでもいいし、誉めることもご褒美にもなります。初心者で食いしん坊のモモちゃんのご褒美は当然、おやつ。

おやつの持ち方にも基本があります。右手でも左手でもかまいません、指をのばして手の平を上に向けて、親指と人指し指のそれぞれの先をくっつけてマルをつくります。ちょうど奈良の大仏さんの手のような形です。そしてその親指と人指し指でおやつをはさみます。その形でわんちゃんに与えます。自分の前にいるわんちゃんならそのまま腕を伸ばします、自分の横についているわんちゃんには腕を返して手の形はそのままでおやつを与えます。おやつは極端に小さ過ぎると気管に詰まりますし、大き過ぎると食べるのに時間がかかるため、指示を与えるタイミングを逃すことになります。

おやつの準備ができたら、まずはアイコンタクト。わんちゃんの名前を呼び、おやつを自分の視線の延長線上に持ってきて、目と目があったら誉めておやつを与えます。こうして徐々にアイコンタクトの時間を2秒、3秒、5秒と長くしていきます。名前を呼び、アイコンタクトをすることがすべての指示の基本。毎日、これを続けるようにしたいものです。

すわれは、わんちゃんの自然の姿勢だからそんなに難しいものではありませんが、「スワレ」や「オスワリ」、あるいは「シット」という指示で確実にすわらせることが大切です。

おやつを鼻づらから頭の上の方、さらに頭の上を少しだけ背側に越えたあたりまで持っていくと、わんちゃんは自然にすわるようになります。これをスワレの指示と同時に行ってすわらせればよいわけです。もちろん、名前を呼んでこちらの目を見させてから行うこと。わんちゃんがすわったら、すぐに誉めて、おやつを与えること。ここがポイントです。

慣れてくると、指示の言葉がなくても、おやつを鼻づらから自分の胸のあたりに持ってくるだけですわるようになります。また、おやつが無くても、この動作だけですわるようになります。さらに、スワレの指示だけで、簡単にすわるようにもなります。
ここまではそんなに難しいものではありませんから、ぜひお試しを。なにしろスワレは基本中の基本。ぜひマスターしてください。

スワレの指示ですわらせ、おやつを与えるタイミングをのばせば、すわって待てにつながります。この時、スワレですわったら、すぐにマテといって待たせること。このときマテの指示と同時にわんちゃんの鼻づらあたりに手の平をかざすとよいでしょう。そうすると、手の平を見せるだけで待つようになります。

待てたら、ヨシといって解除し、誉めておやつを与えます。そして、まずは5秒、そして1分、3分というように時間をのばしていきます。わんちゃんとの距離も1m、3m、5m、10mとのばしていくようにしていきます。まずは室内で、室内でできるようになれば屋外でもできるように徐々に慣らしていくとよいでしょう。散歩中の信号待ちを利用して積極的に取入れてください。

以上で、すわれとすわって待ての2つの指示を覚えたことになります。
すわれとすわって待てがマスターできれば、活用の場は多く、たとえば、散歩中の他の犬とのすれ違いや興奮したときなど、すわって待つことで気を落ち着かせることができます。

ところで、通っていたしつけ教室のトレーナーさんは指示の言葉も動作もせず、わんちゃんの目を見るだけですわらせていました。トレーナーの方なら誰でも出来るテクニックなのかもしれませんが、残念ながらこれはいまだに出来ません。


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