教会の鐘が鳴った時に飼い犬が何をするかを証明する証拠を何年も待ち続けた女性が、ついにその行動をビデオに収めた。
22歳のリリー・ドッズさんはイギリスに住んでいる。彼女の飼い犬、フィンリーという名の黒いラブラドールには、変わった癖がある。教会の鐘の音に合わせて歌うのだ。
ドッズさんは最近、4歳のフィンリー君がベルに合わせてハミングする動画を撮影し、9月11日にTikTokのアカウント@lillyannadで投稿した。この動画は1日も経たないうちに4万回以上再生された。
「何年もカメラに収めようとしていた」とドッズさんは動画にキャプションを付けた。動画には裏庭に座ってベルの音を聞いている黒いラブラドール犬が映っている。フィンリーはドッズさんに気付くと振り向いた。そして、フィンリーさんはドッズさんが嫌がるだろうと分かっているため、録画していないふりをしてその場を離れた。
フィンリーが彼女に向かって跳ねながら、一緒に歌っているとしか言いようのない声を出すと、ドッズは「わかったよ、ウー!」と叫んだ。
TikTokユーザーもフィンリーのパフォーマンスに夢中になり、「あの完璧な音程、すごい」と称賛する人もいた。
衝撃を受けたユーザーの中には、「あの犬は今鼻歌を歌ったの?」と書き込んだ人もいたが、フィンリーがいかに「美しい」かに畏敬の念を抱くユーザーもいた。
あるラブラドールの飼い主はこう書いている。「私たちが撮影しているのを見ると、なぜ犬たちはやっていることをやめてしまうのでしょうか。まるで私たちが撮影していることを知っているかのようです。」
アメリカ動物虐待防止協会によると、犬が遠吠えをする理由はさまざまで、きっかけとなる音に反応することもあるという。
これは多くの場合、緊急車両のサイレンや楽器などの高音の騒音、あるいはフィンリーさんの場合は教会の鐘の形で現れます。
2021年に黒のラブラドール・レトリバーのマーフィーが亡くなった後、ドッズさんの家族に加わったこの子犬には、他にもたくさんの癖があると飼い主は語った。「泳ぐのが大好きで、ソファーで一緒に座り、逆さまに見上げるので小さなコウモリのように見えます」と彼女は語った。
ドッズさんは広報とマーケティングの「夢の仕事」のためにニューカッスルに引っ越したが、「とても寂しいので、毎日犬の写真を送ってもらっている」という。