自然散策中の男性、3年間の謎を解明する手がかりを得る

コロラド州に住む写真家ベン・ジャーディナさんは、自然の中を散策しながら出会う動物たちをカメラに収めるのが日課です。この趣味には、動物たちを驚かせずに静かに観察する忍耐力が必要ですが、ある日、逆にジャーディナさんが動物に近づかれました

散策を終えようとしたそのとき、彼の前に現れたのは、小さな丸い形の物体。それはカメで、驚くべきことに、ジャーディナさんに向かってどんどん近づいてきたのです。

「カメが私に向かって走ってきているのに気づきました」とジャーディナさんは語ります。

不思議なカメの行動

ジャーディナさんは、そのカメを見たことがありませんでしたし、地域に生息しているカメも知らなかったため、そのカメが自分に近づいてきた理由に疑問を感じました。

「明らかに彼女はどこか異常な場所にいるように感じました。私に近づいてきたその様子から、以前は誰かのペットだったのではないかと思いました」とジャーディナさんは言います。

さらによく見ると、カメはあまり健康そうではありませんでした。普段は適切な食事をとっているカメのくちばしが、過剰に伸びていたのです。また、一方の足の爪が欠けていました。

救助の決断

すぐに、ジャーディナさんはこのカメが助けを求めていることに気づきました。

「彼女は私に近づいてきて、助けを求めているようでした。おそらく、何か解決策を知っていたのでしょう」と彼は言います。

その瞬間、ジャーディナさんはカメを抱えて自宅へと向かう決意をしました。

「家に戻ると、カメを運ぶために小さな箱を準備し、人道的協会に連れて行くことにしました」とジャーディナさんは語ります。

謎が解けた瞬間

パイクスピーク地域の人道的協会に着いたカメは、実際にかつて誰かのペットだった可能性が高いと言われました。もしジャーディナさんが見つけていなければ、彼女は長くは生きられなかったかもしれません。

「そのカメには適切な治療が必要です」と協会は説明しましたが、ジャーディナさんはSNSでそのカメを紹介し、元の飼い主を探し始めました

すると、近隣に住む家族が名乗り出て、なんと失われたペットが見つかったことがわかったのです。そのカメは、3年前に失踪した自分たちの愛犬であり、失われたカメと家族が再び再会することができました。

驚きの事実

「正直、3年間も独りで生きていたことを知った時は、唖然としました。3回の冬をひとりで過ごしたんです。まさに信じられませんでした」とジャーディナさんは言います。

この奇跡的な再会には、ジャーディナさんの素早い判断とカメの生きる意志が大きく関わっていました。

「彼女には生きる強い意志があったと思います。そして、再び家族のもとに帰ることができたんです」とジャーディナさんは語りました。